紀南のおすすめ飲食店:第9回<エスニック・カレー専門店編>
紀南のおすすめ飲食店
コロナ禍が一段落したら紀南にぜひおいでください。
たくさんのおいしい食べ物・料理、おもしろい人たちが待っています。
夫婦で紀南に移り住んで4年の節目に、このリストを作成しました。
文末に添えた”方針”にも書きましたが、原則的にすべて実際に訪れた店です。ただ、コロナ禍による(営業時間や業態など)臨時変更についてはふれていません。
ジャンル別に連載します。第9回はエスニック・カレー専門店編です。
「ハナビー」
紀南のおすすめ飲食店
:カレー、エスニック、アジア料理編
採り上げる店がごく少なく、寂しい限りです。地元のカレースタンドさえ見当たりません。
そんな中、スパイスカレー「ハナビー」の存在は大いに助かります。他に「六文舎」が気になっています。
純エスニック店でなければ他にも、新宮市の「ニカイノマド」のカレーも素晴らしい香り。(現在はカレー休止中)。また、白浜「豆の湯」のカレーは完成度が高くビジュアルも上々です。カフェ編に書いています
(喫茶店やカフェ、洋食店、ホテル分野ではおいしい欧風和風カレーを食べられる店もきっとたくさんあるのでしょう。知る限りで「シーハトーブ」のホテルカレーは秀逸です。また、「SAKAKURA」や「エール」(西欧各国料理編に記載)などもランチにカレーメニューが用意されています。)
純然たる”エスニック”料理店もまた「アリマハール」以外皆無に近いです。大阪市の「ニャムニャム食堂」や「ウブドスチ」が支店を出してくれないかしら。でも紀北では「チェンマイ」「桜蓮」「java java」など東南アジア料理店がポツポツと出現していますから、焦らず待ちます。でも生きている間に頼みます。
余談ですが、わたしは”エスニック料理”というジャンル分けは早く消去したいと思っています。語義通りに使えば和食だってこの範疇に入りますから。何か良い語がないでしょうか。東南アジア料理、あるいはタイ料理などと細分化するしかないのでしょうか。
田辺市「ハナビー」:
下万呂Aコープから細い道を挟んだ隣。「スパイスカレーhanabee」。たぶん紀南唯一のスパイスカレー専門店。スパイスが粒立つ。店主は研究熱心なチャレンジャーなので、多少の当たり外れはあるが総じてとても旨いので出会いが楽しい。ラッシーと単品カレーの組み合わせがAの好みだが、あいがけ可。現在曜日によっては紀南病院でキッチンカーに会えるかも。詳細記事→「ハナビー」
田辺市「コムコム」:
ホテル田辺サンシャインの一階にあって、ふだんは「田園」というカフェレストラン。週末には「コムコム」としてベトナム料理に腕を振るう。料理人であるダンナ(ベトナム料理人)の腕が良く、奥様のサーブも親切。「田園」のランチもボリュームがあり且つ美味しい。紀南ではこういう形でしかエスニック料理が存在できないことが残念だが。おすすめ生春巻は予約が無難。詳細記事→「コムコム 」
白浜町「白浜水菓店」:
和歌山市の佳店「ラ・メゾン・クロシェット」が、2020年末限定で白浜に出店した。美味しい豆花(トーファー)、ちまきご飯、バインミーなどを食べることができた。そしていよいよ2021年夏から名を改めて常設に。場所は中心街の古民家スペース「&’n」(あんどん)。水菓、つまりフルーツを前面に押しながら、「クロシェット」系らしく水餃子など台湾料理のランチも食べられる。写真は2020時点の中華ちまき。
詳細記事→準備中
田辺市「アリマハール」:
紀南では貴重なインド料理店。カレーもナンも水準以上の味だった。もちろん調理スタッフはネパール人。さてこのような店には良くあることだが、最近スタッフが変わった。その直後、味もサービスも低下した。それ以降は行っていないが、減っていた客足が最近戻ったように思う。良い店に戻ったことを期待したい。
白浜町「ブルーバー」:
飲み屋街の一角のバーレストラン。店は未訪問だが、某イベントでトルコ人店主が作るチキンケバブバーガーを食べて以来気になっている。店舗はカリブでレゲエ(笑)な内装なので好みじゃないし、トルコ料理はメニューになさそうだが、行ってみるとうまいものに出会いそうな気がする。
すさみ町「カレータナカ」:2022.5.22追加
すさみ町の中心街周参見の旧国道沿いに古民家カレー店が登場。神戸から移住した姉妹が営む。今のところ土日ランチ限定の営業だが、人気を呼んで早めに行かないと売り切れる。実にうまい。地元住民が楽しめるように辛さもスパイス感もやさしく仕上げているが、今後はバリエーションが増えていくだろう。詳細記事→「カレータナカ」〜すさみの古民家カレー 参照
白浜町「紬カフェ」、串本町「カフェラパン」:
ともにカフェ編に記載。トルコ的な料理がいただける。なお串本町には「紬カフェ」の二号店「タイヨウのカフェ」があるが未訪問。
方針と注意書き
・私たちの店選択の基本方針は、まず美味しそうなところ。次になるべく安心な
材料を使っているところ。また、経営者たちが頑張ってるところ。そしてできるだけ地元民や
地元資本が経営する店に行き、ささやかながら地元にお金を払うことです。
・紀南とは和歌山県の南部です。熊野エリアも含みます。具体的には印南町以南となります。ただし、ここでは一部三重県や紀北に属する店も書いています。
・実地に訪問した飲食店等のリストです。
(ごく一部に未踏=未訪問だが必ず行
く予定の店があります。)
・ほとんどの店は夫婦で訪問しました。A(夫)が文を書き、K(妻)が
監修、補足、訂正しています。
・紙面の都合で住所など情報は最小限としました。この文をきっかけとし、詳細は各自で調べて下さい。
・同様の理由で不鮮明な(小サイズの)写真ばかりで申し訳ありません。
・詳細記事→店名になっていれば、それをクリックしていただければ別の詳しい記事とリンクできます。こちらでは写真も鮮明です。
・店には原則駐車場が有ります。無い場合はその旨書きます。
・コロナ禍による諸変更は逐一追跡できていませんし、言及していません。
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