「マグロのヤマキ」:那智勝浦の超人気マグロ丼店

gadogadojp

2022年05月26日 22:30


クロマグロの中トロ丼


那智勝浦町は良いところです。
滝があって温泉があってマグロが食べられるから。
マグロなんてどこででも食べられるでしょう?と言う勿れ。
ここでは冷凍していない生マグロがデフォルトだから。

マグロを堪能するには、街中の割烹店や居酒屋で落ち着いて食べるのがベストかもしれませんし、良い店はたくさんあります。
反対に、マグロの自販機すら存在する町です。
でも時間に追われたビジネスマンや次の目的地に急ぐ観光客にとっては、
国道沿いのこの店でマグロ丼を短時間でかっ込んで満足・満腹できるのはとてもありがたいことです。

店の名は「まぐろのヤマキ」。
ご存知の方は多いはずです。

国道42号沿い。田辺・串本方面からだと、勝浦町の中心地に右折する勝浦交差点をやり過ごしてすぐ右手にあります。
JR紀伊天満駅から徒歩8分。
もともと小さな店ですが、現在は感染防止の観点でより座席数を減らしています。これに対して駐車場はそれなりに広いのですが、なにせピーク時間には待ち客で長蛇の列。国道が渋滞し、警官が出動して交通整理することもあるそうです。



メニュー:妻の撮影


店内の壁面には大きなメニュー表。
妻はマグロの赤身が好きなので、”赤身贅沢丼”を注文する気満々でしたが、店の女将と私の説得(笑)で”クロマグロの中トロ丼”を頼むことに。
私は私で、もともとクロマグロは中トロが一番うまいと考えているので同じものを。
(赤身はキハダが好き)
だって、赤身丼のマグロはクロマグロじゃないんだもん。
キハダやビンチョウも良いのだけれど、2000円でこれだけの中トロ、大トロが食べられる店はちょっと他にないから。

運ばれてきた丼の姿は冒頭に載せましたが、インパクトがあるので再度。中トロ好きの方のヨダレを絞り取ります。



クロマグロの中トロ丼:妻の撮影


で、この店の要は醤油、いえ出汁醤油。これが素晴らしい。
女将は並々とかけなさいとおっしゃる。いやもっとかけて。いやもっとかけて。
で、こんな感じになりました。汚い写真でごめんなさい。でもこれくらい出汁醤油が染み込んだご飯が実にうまいのだ。
もちろん中トロは文句無し。大トロと違って口内でカタチがわかるところが好き。






他に野菜もなければ汁もない。ただマグロと白めしとの出会いを楽しむだけの食べ物なんですけれど、それで良ければ立ち寄って欲しい店です。
赤身好きの妻も美味しいと言いましたが、でもやはり赤身が食べたいし、マグロにご飯は不要だと言います。
次回はどうやら私一人で行くことになりそうです(笑)



外観:妻の撮影


〒649-5331
住所 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町天満1-74-1
電話番号 0735-52-5105
営業時間 11:00~14:00 ※売り切れ次第閉店
定休日 不定休

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