villa HIRUGI:西表島の素泊まり宿
なつかしい宿に泊まりました。
経営者も名前も変わりましたが、建物は同じ。
2004年に初めて泊まった時は「ふあなはうす」、
現在は「villa HIRUGI」。
今回、西表島の素泊まり宿を探していて、
なつかしいこの宿に泊まってみようと思ったのでした。
下の写真は2004年時の「ふあなはうす」の全貌です。
モルディブ人のトイーブさんと、奥様の戸井さんが経営。
泊まった日は特別なお客がおられたようで、いきなりモルディブ料理を野外でいただきました。
うず高く盛られた黄色いマッシュカボチャの山が楽しかった。
お二人はこの宿を2010年に閉じ、モルディブで宿を営んでおられるとのこと。
お元気でしょうか。
さて、経営はその後二度変わり、いまは「villa HIRUGI」(ひるぎ)
ひるぎ、はご存知の通りマングローブを形成する主な樹種です。(オヒルギ、メヒルギ、ヤエヤマヒルギ)
その名からイメージできるように、
「漕屋(かぐや)」さんというカヌーツアーのショップがこの建物を引き継いで宿をされている、ということのようです。
主に奥様が宿を担当、お子様が小さいので食事は用意できないご様子。
伊豆出身の信頼感のある方です。
高台に建つこの宿の海側の部屋に泊まった場合、一番の楽しみは眺望ということになります。
比内川河口の干潟に架かる海中道路、その奥の密林、そして石垣島がドンと横たわっています。
夏に宿泊すると、バルコニーの真正面から日の出が堪能できました。
それはもう、うっとり。
二階に並ぶ部屋にはいくつかのタイプがあり、
私たちはバス・トイレ付きの部屋でした。
収納スペースもまずは十分あります。
廊下には洗濯機も干場もありますから、しばらく滞在することも可能です。
宿泊費は、一泊一人6000円見当です。
正確なところは宿の宿のウェブページをごらんください。
食事をどうするかだけは、客が段取りをつけておかなければなりません。
私たちはこの宿に二泊して、レンタカーで夕食を食べに行きました。
「巴里のごはんや」さんと「初枝」さんです。
もちろん、かなり早めに予約を済ませておきました。
宿のすぐそばに飲食店はありません。
朝食は、前日にスーパーで買ったおいたパンや果物、野菜ジュースなどで済ませました。
一階ロビーは居心地の良いスペースで、
「ふあなはうす」時代は食堂になっていたのですが、
ポットや皿などが用意されていますから、
ここで朝食をとる客がほとんどのようです。
最初の朝は島バナナを一本50円で食べることができました。
(二日目の朝は売り切れていました。有料のカップラーメンがありました。)
奥様は本当はシェフだったのだと噂で聞きました。
料理を用意できる日が来るのが楽しみですね。
「villa HIRUGI」
宿のホームページはこちら
アクセス情報はこちら
上原港から歩くとちと大変です。港でレンタカーを借りるか、もしくは船便のチケット購入時に、島内の無料送迎バスを予約しておきましょう。
なお、奥様のお姉さんが主に運営しておられる雑貨店「sannta nu neene」が
上原港すぐそばにあり、
こちらもなかなか楽しい品揃えです。
写真がなくてごめんなさい、お姉さん。
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