だいじょうぶ屋:篠山でバングラの店

gadogadojp

2016年07月24日 23:05


撮影は奥様


城下町の風情がよく保存されているだけではなく、
質の高い新しい取り組みも随所に見られ、
1日過ごして楽しい町が丹波篠山ですが、
なかで異彩を放つ店がここ「だいじょうぶ屋」さんです。

この店のオーナー長谷部肇さんの賛同・共感で、
店を任されることになった岩下八司、岩下啓子夫妻は、
「P.U.S.(バングラの村をよくする会)」の主宰者ですので、
この店の売り上げがバングラデシュの子供たちへの支援に役立っています。






初めて知り合った夫妻のインパクトがすこぶる強烈だったので、
(良い意味ですよ)
SNSなどでは紹介したのですが、
夫妻が提供してくださる食べ物についてブログに書くのを忘れておりました。
7月1日のダッカの悲劇のこともありましたので、
ここでどうしても紹介しておきたくなりました。






「だいじょうぶ屋」さんはバングラデシュ製品を売る店です。
店頭のリキシャ(人力車)が現地感をかもしだしています。
店頭、店内には安くてカラフルで使いやすい製品が、
衣料品を中心にたくさんそろっています。
妻はこの店で帽子を買いました。






と同時に、店の右側はカフェコーナーになっています。
自家焙煎黒豆珈琲の看板がそそります。
内部にはいろりがあって、薪(マキ)がちろちろ燃えています。
11月の寒い日でしたから、ありがたく温まりました。






ランチどきにはカレーが用意されていました。
岩下八司さんが店の奥でささっと用意してくださいました。
彼が店におられるときだけのメニューかもしれません。
たいへんスパイシーなうまいカレーで、ことのほか身にしみました。






ご夫妻から、ネパールの話やバングラデシュの話をいろいろうかがいました。
その詳細は省きますが、お二人の「P.U.S.(バングラの村をよくする会)」のブログに書かれてもいる
「1988年以来、アジアで最貧民国と言われてい るバングラディシュで、貧困の連鎖を断ち切る 為には、教育が一番大切と考え教育支援を行っ ています。」
という考えは、
教育職についていたわたしたちにはとても深く納得がいくものでした。

お二人の人柄はたいへんたいへんあたたかく、
その結果とてもいごこちの良い店です。
読者の皆様、丹波篠山にお立ち寄りの際には、
ぜひいちどゆっくり店内をのぞいてみてください。






最後に、上記のブログのなかの記述から、
「P.U.S.(バングラの村をよくする会)」とは?の項目の説明を、
そのまま引用させていただきます。


バングラディシュという国の現状を知って、心から触れ合いたいと感じた二人、岩下八司と啓子が始めたプロジェクト。

1988年以来、アジアで最貧民国と言われているバングラディシュで、貧困の連鎖を断ち切る為には、教育が一番大切と考え、教育支援を行っています。

今までに女子中学校・小学校・寺子屋計5校を建設、現在も運営を支援しています。
2005年より教育里親制度スタート。

里親さんより、バングラディシュの里子へ、小学生一人につき年間13000円を頂き、学校へ通えるようにする支援活動です。
手紙を交換したり、お互いの顔と顔が見える、心の通い合う支援を目指しています。

国内では、バングラディシュへの理解を深めて頂くため、バングラディシュの写真、民族服・アクセサリー等の展示即売会、バングラ料理の出前と、お話会(講演)をしています(売上金はバングラディシュの子供達のために使わせて頂きます)。
小人数でも大歓迎!!お気軽に声をお掛けください!喜んで出張いたします♪

バングラディシュの村人達の自立が、私達の目標です。
P.U.S.では、日本人の価値観を押し付けるのではなく、
「同じペースで共に幸せに」
を基本に、これからも息の長い活動を続けてまいります。

-皆様のご協力に感謝して-

岩下 八司・啓子



「だいじょうぶ屋」
090-8382-3131

兵庫県篠山市二階町11-1

場所はたいへん便利な場所にあります。
店に駐車場はありませんが、篠山は手軽な駐車場に苦労しない町です。
他にも美味しい店やすてきなショップがあります。






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