雲南百薬〜百の病気にかかっても平気…ですか?

2007年07月06日

雲南百薬〜百の病気にかかっても平気…ですか?ベランダの
雲南百薬

 きっかけは、座間味の民宿「ダイブイン浜http://www.dh-hama.com/」の朝食でした。ここは奥様の定宿。民宿のお母さんの手づくり食事が楽しみな宿です。ある日のみそ汁の具材に、歯ごたえのある葉が入っていたのです。少しぬめりがあって、濃い味がしました。たずねてみると、雲南百薬と言う耳慣れない名前。知り合いの方の難病がこれで治癒したとか。気に入ったらわけてあげると勧められたのですが、土付きの植物の検疫事情をよく知らないためお断りし、帰阪してネットで調べてみたのです。

 すると、まだポピュラーではないが、薬効がありそうな匂いがプンプンする記述が多いではありませんか。
 曰く糖尿に、曰く高血圧に、曰く自律神経失調症に、曰く美容に…
 鵜呑みにする気は毛頭ありませんが、これじゃほんとうに百薬なのかもしれません。ともあれ美味しいし、雲南の名にも惹かれるし。
 でも通販では苗が1ポット1000円から1500円の価格がついています。
 無料でいただけたはずが、この価格では高いですよね。(せこい?)

 ネットをさらに探索していると、発見しました。
 沖縄の岡田さんという、島バナナを栽培しておられる方が、300円で雲南百薬を分けて下さるのです。
  http://okinawa-banana.seesaa.net/article/12065883.html

 問い合わせてみると、とても温かいメールをいただいたので、早速おねがいして(量の多い送料込み800円で)送っていただき、すぐにベランダの大きなプランターに植え付けたのが昨年の8月末でした。
 秋に入ってすぐに芽が伸び始め、あっという間に1m用意した支柱からどんどんはみ出していきます。ただ、しっかり育てるために昨年はあまり葉を摘まず、伸び過ぎた茎を切るだけにしておきました。
 それでももちろん何回かは食卓にのぼりました。「5〜10秒の塩ゆで→流水で冷やす」これだけでできあがりです。岡田さんのおっしゃるように、ごまだれやマヨネーズをかけるか、またはみそ汁の具、あるいはポン酢など、各種の調味に合う強さと素直さを持つ葉です。
 
 心配した冬越しも、さすがに成長は止まりましたが、大阪のベランダでは枯れる事もなく、初夏からはまた、すくすくと生命力あふれる伸び方をしてくれています。

 実際の薬効はわかりませんし、無責任に宣伝をするつもりはありませんが、「ハート形の可愛い葉(とはいえ、7〜8センチになります)をつける、育てやすい園芸品」と考えて、庭にベランダに一本いかがですか。
 なお、岡田さんはこれで商売をしておられるわけではありませんので、その点のご配慮はよろしくおねがいします。



雲南百薬〜百の病気にかかっても平気…ですか?芽もかわいいでしょう?

岡田さんのアドレスが間違っていました。訂正します。ごめんなさい。


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Posted by gadogadojp at 19:01│Comments(0)植物
 
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