ラジャ〜あれ?タンドリチキンのガウガウ度が…

2007年07月28日

ラジャ〜あれ?タンドリチキンのガウガウ度が…


突然ですが、料理の指標に「ガウガウ度数」を導入します。
これはまったくこなれていない概念ですが、
つまりいいかげんですが、
フロンティアだから仕方ないのです。
また、これは決して料理の善し悪しの物差しではありません。

おおざっぱな目盛りは決めているのです。
たとえばラーメンは高く、そうめんは低め。
サバの塩焼きは高く、サバのきずしは低い。
 
店ごとに決めることもできます。
この場合、料理のみならず、店の雰囲気やコンセプトや客層も含めた総合的な度数になります。
ただ、不味い料理をガウガウ食べることはできませんので、美味しいことが前提になります。
たとえば石垣島の「やまもと」さんの焼肉の度数は高く、神戸「あら皮」さんのステーキはやや低くなります。
キタの太融寺の「まみ」さんのトムヤムクンは90度前後と高いのですが、甲東園の「イサラ」さんのトムヤムクンだと、80度くらいです。
最高の度数100は、私が”原始人”だと仮定しての、あの骨付き肉です。ギャートルズのマンモスの輪切りはわずかに下がって97度です。

家庭料理の場合は、調味料や薬味、つけだれなどの変化によって度数も変わります。
たとえば、しゃぶしゃぶをごまだれでいただくと60〜70度になりますが、おろしポン酢でいただくと40〜50度に下がります。
枝豆の塩ゆでの場合、丹波くろさやだと少し高くなったりします。

姿形や食べ方、ロケーションにも左右されます。
料理屋で皿に盛りつけた岩魚の塩焼きいただくより、串を打ってあぶり焼きし、
川岸で食べたりする方が高くなります。
   
 
ラジャ〜あれ?タンドリチキンのガウガウ度が…



で、
神戸栄町のインド料理店「ラジャ」さんのタンドリチキンなのですが。
 
再び唐突でごめんなさい。
数年ぶりに訪問すると、このガウガウ度が若干低くなっていたのです。
香辛料の変化なのか、漬け込む時のヨーグルトの具合なのか、よくわからないのですが、
そうですね、
手づかみで食べたかったのが、ナイフをさくっと入れてみたくなった、と申し上げるとわかっていただけるでしょうか。

前回までは先代オーナーシェフ(だと思う)のじいさまが、店奥の椅子に座り、店の空気を(穏やかながら)支配していたのですが、
そのじいさまが不在であっただけかもしれません。(ご健在であらんことを!)
が、やはり変化したと感じます。
でもそれが不満なわけではなく、
相変わらず私の大好きなインド料理レストランのままでした。
サモサは「デリー」さんのほうがより好みですけれど、ラッシーは一層美味しくなって他の追随は許さない上等感。
 
 ラジャ〜あれ?タンドリチキンのガウガウ度が…















マトン嫌いの方に特におしつけおすすめしたいMutton Vindaloo(写真左)

 


 
 
 



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Posted by gadogadojp at 11:33│Comments(0)グルメ
 
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