自宅でドリアン
2007年11月17日
五日前に光明池カルフールでドリアンを入手。
1980円也。
追熟させていただきました。
タイやインドネシアの雨季にいただくドリアンとはくらべものにならないけれど、
幸せ。
gadogadoが初めてドリアンと出会ったのは、もうン十年前のバリ・サヌールの裏通りの屋台でした。
夜です。
ヌサドゥアなどの無菌高級レゾートが林立するまでのサヌールは賑やかで、海岸ではあの物売りさんたちの攻勢も活発でした。
昼間、ブレスレットや木彫り人形を売りつけられないようにガードを固めていたバリ初心者のgadogadoは疲れきり、
ドリアン屋台のおじさんに声をかける勇気が出るまで、一人で何度も前を行ったり来たり。
でも、ドリアンはどうしても食べてみたいから、とうとう屋台の前に立ち、じっとドリアンを眺めていました。
とはいえ、山盛りドリアンのどれを買えばいいのかわかりません。
日焼けした屋台のおじさんは、でも、シャイな人柄で、売りつけようともせず、私の指示をじっと待っておられます。
で、gadogadoは、Please choice good one. とお願いしたところ、
指示があってほっとした?おじさんはうなずいて急にスィッチが入り、
それはそれは熱心に、
一つずつ持ち上げて形を確かめたり匂いをかいだり、
とうとう手当り次第に割り始め(いいのか?)、
やっと一つのドリアンをさがしあてて、gadogadoに差し出してくれました。
チープな赤いポリ?袋に入ったその果実のとげが手に当たって痛い。
強烈な匂いのドリアンは、ホテルに持ち帰ってはいけないので、
その足で海岸へ向かいました。
暗い海辺に腰をおろし、
中味をさぐりだしてはむさぼり食べました。
手の汚れは、
サヌールの海で洗い落としました。
gadogadoはうまれてはじめて食べたドリアンを、
信じられないほど美味しい味だと知りました。
親切なサヌールの屋台のおじさんに感謝。
たぶん、その瞬間にバリが本当に好きになりました。
Posted by gadogadojp at 09:50│Comments(0)
│グルメ