「デポッ・サリ・ラウッ」:サヌールのお魚食堂

2010年03月13日

店の名は「デポッ・サリ・ラウッ(Depot Sari Laut)」
町はサヌール。

写真と地図を追加したので再掲載します。

「デポッ・サリ・ラウッ」:サヌールのお魚食堂



バリ島で鶏肉料理を食べるのは簡単です。
けれど、美味しい魚介類現地食を食べるためには、少しマメに歩かなければなりません。

この店はサヌール目抜き通りから見れば裏手のやや寂しい界隈にあります。
もっとも、空港へ続く広いバイパス(JL.By Pass Ngurah Rai)沿いに店がありますから、決して暗い裏道というわけではありません。
最近ではすぐ北にマクドナルドが建ちましたから、探すのも簡単です。


「デポッ・サリ・ラウッ」:サヌールのお魚食堂

  飲んで良いビンタンと、飲んではならないフィンガーボウル


さて、この周囲には魚介類現地食堂が集まっています。
バリ・ヒンドゥー(ヒンズー)の考え方に従えば、海には魔物がいますから、
好き好んで漁師になるヒンドゥー教徒(つまり大多数のバリニーズ)はいない、という理屈になります。
とすれば、少数派のイスラム教徒(ムスリム)の独壇場なのでしょうか、漁業や海鮮食堂は。

居住地にも偏りがあるのでしょう。
ここ「デポッ・サリ・ラウ」のスタッフも、
女性は明らかにムスリムでした。

なかなかガイドブックではわからないこういう宗教がらみの現地事情を推測するのは楽しいのですが、
とんでもない誤解をしている可能性もあります。
よくご存知の方のご教唆をお待ちしています。


「デポッ・サリ・ラウッ」:サヌールのお魚食堂



私たちは五年前にもこの店で食事をしていて、
その時には店の前で魚を炭火焼している光景が見られたのですが、
今回は少し時間が遅く、閑散とした店内外でした。

それでも魚はまだあり、
私たちが日本人とわかると、
たどたどしい日本語が書かれたメニューを持ってきていただき、
日本人が好みそうなタイを調理してくれたのだと思います。

前回は、焼く魚を選べと言われました。
今回も、ぶらりとクーラーボックスへ足を運べば、
きっと選ばせてくれたのでしょう。

魚以外にも、エビやイカ、カニもあります。
多くの日本人客はどうやらカニが目当てのようです。

「デポッ・サリ・ラウッ」:サヌールのお魚食堂

 イカン・サユール〜辛いよといわれましたが、注文。たまらなく美味い。味つけを沖縄風に言えば、魚のマース煮というところ。ただし、本気で辛い。


料理は、まず魚介類の料理を決め、
他のおかずを決め、
ごはんが必要かどうかを伝えれば済みます。
ビンタンビールもあります。
この夜は二人で80000ルルピア(約800円)でした。


「デポッ・サリ・ラウッ」:サヌールのお魚食堂

 右はカンクン(空心菜)、左は注文していない豆〜ビンタンのお通し?

「デポッ・サリ・ラウッ」:サヌールのお魚食堂

 このような宣伝幕は、魚介類食堂に共通していますから、目印になさるのも良いでしょう。


↓かわいい字の日本語も使われているレシート
「デポッ・サリ・ラウッ」:サヌールのお魚食堂






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Posted by gadogadojp at 18:20│Comments(0)グルメ
 
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