清潔で居心地がいい:「旅の宿らくちん」その2

2010年08月12日

清潔で居心地がいい:「旅の宿らくちん」その2

前回は、この宿の周囲の<辻>の話題に終始しましたが、
続いて「旅の宿 らくちん」自体に言及しませんと、ね。

先に結論を申し上げれば、
とても良質の宿です。
私はおおいに気に入りました。

ただ、小規模で(まっとうな)個性のある宿ですから、
この宿を宿泊候補として見当される際のチェックポイントを、
思いつく限り列挙させていただきましょう。
参考になれば幸いです。

清潔で居心地がいい:「旅の宿らくちん」その2



清潔で居心地がいい:「旅の宿らくちん」その2



清潔で居心地がいい:「旅の宿らくちん」その2




◎前回の記事の通り、すぐ隣が歓楽街です。しかし、宿はその中には位置しませんし、ネオン街の中も穏やかな雰囲気で、子連れ旅行でもなんの心配もありません。しかし、「世の中には<フーゾク>なんて場所や職業などないのだ」と、子どもに一生思い込ませたい親がおられるなら、君子危うきに近寄らず、の諺を守って別の宿をおさがしください。

◎宿の前が広い駐車場になっていて、18台分が確保され、無料です。また、宿の立地は、ゆいレールの旭橋駅から徒歩で15分かかります。というわけで、沖縄に着いたらすぐにレンタカーを借りて旅をされるかたなどにはこの上ない便利な条件が整っています。

◎久米や松山あたりで遊ぶには便利ですが、国際通りまで歩いて行くとなると、その端の「パレットくもじ」まで20分かかります。私たちはさらに遠い牧志市場近くの「てだこ亭」まで夕刻に徒歩で往復し、よい散歩になりましたが、日中など少しキツく感じる方もおられるでしょう。国際通りこそが那覇だ、とお考えの方は、もう少し便利な場所を選ばれたらよいと思います。

◎夕食はつきません。朝食は簡単にパンとコーヒー、紅茶、マーガリン、ジャムだけ。これをつごうよしと考える方には良いのですが、リゾート気分でゆっくり朝食をとろうとされる方には不向きです。(シングル5000円以下でリゾート気分もありませんが)ただ、朝食時には持ち込み可能です。私たちは前夜にヨーグルトとバナナを買い込んで、部屋の冷蔵庫に保管しておきました。

◎やや私的な条件になりますが、私はマーガリンが苦手。でもバターは塗りたい。今回は一泊だけなので我慢しましたが、連泊する場合は、私は小さなバターも買い込むことになるでしょう。

◎二階建てで、エレベーターはありません。荷物を二階まで運ぶことについては、それぞれの条件に合わせて慎重にお考えください。一階にもいくつか部屋はありますが、喫煙室になっています。(逆に、二階に宿泊するスモーカーは、いちいち階下に下り、ロビーを通り、玄関を出て、屋外で喫煙をすることになります。屋上が使えないかなあ、とスモーカーのわたくし。)

◎一階にはダイビング機材も洗えるランドリールームがあります。本島でダイビングされる方にはありがたいですね。

◎スタッフは優秀で親切、かつ家庭的。夜間は警備員も常駐し、とても安心感があります。

◎「部屋にシャワー設備はありますが、できれば大浴場をご利用ください。」とスタッフ。当然のアドバイスあるいは要望ですね。ところがその大浴場は17:30分からオープン。ダイビング客や国際通へ夕食をとりにいく客を考えると、もう少し早めに使えればありがたいところ。

◎部屋は新しく、清潔この上ありません。スタッフの心映えがわかります。

◎再度結論を申せば、十分におすすめできる良い宿です。個人的に要望させていただくなら、近くのおばあに頼んで、沖縄伝統の朝食を作ってもらえないかなあ、と思っておりますが。



清潔で居心地がいい:「旅の宿らくちん」その2




「旅の宿 らくちん」
HPはこちら
地図と料金もHPからどうぞ。
めやすとして、二人一室で8000円前後の宿です。



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Posted by gadogadojp at 10:30│Comments(0)宿/ホテル
 
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