ピッツェリア・エッセ・ディ・ピュ:泉佐野のナポリピッツア

2011年03月25日

ピッツェリア・エッセ・ディ・ピュ:泉佐野のナポリピッツア



マリーナという場所はただでさえ特別な場所です。
そんな場所でナポリピッツアを焼くこの店は誂えたような設定のずるい店です。
店の前からは夜景も楽しめるゴージャスさ。


ピッツェリア・エッセ・ディ・ピュ:泉佐野のナポリピッツア




イタリア産の水牛のモッツァレラ(ディ・ブッファラ)は、決してお安くはありません。
そのディ・ブッファラをふんだんに使った、
この店のマルゲリータ・エキストラD.O.C.(30cm2300円)を、
海を目前のこのピッツェリアでいただくことが楽しくないはずがありません。
トマトソースを使わないビアンカですので、
二人で行けば他のトマトソースピッツァと二枚注文しても飽きません。
使い勝手の良い店です。


ピッツェリア・エッセ・ディ・ピュ:泉佐野のナポリピッツア

私はこのトマトの散らし方が気に入りません。



S(エッセ)はおそらくスクーデリアのSでしょう。
岸和田にはもともと「スクーデリア」という小さなイタリアンがあって、
ご夫婦で営んでおられました。
私も何度か料理をいただきましたが、
良心的で工夫のある店でした。
そのスクーデリアは奥様に任せ、
夫君が開いたピッツェリアがここ
「ピッツェリア・エッセ・ディ・ピュ」なのです。

<スクーデリア〜もっとその先へ>…って感じでしょうか。


ピッツェリア・エッセ・ディ・ピュ:泉佐野のナポリピッツア




予約して店に入っても、
スタッフは業務打ち合わせに懸命で我々に気がつきませんでした。
充実・洗練されたサービスにはやや欠ける面があり、
もう少し小さな規模の店にしておけば良かったのでは?
と思うときもありますが、
マリーナのメインレストランとなるとそうもいかないのでしょう。
満席の日に行かれたら、あまり焦らずにのんびり構えましょう。



ピッツェリア・エッセ・ディ・ピュ:泉佐野のナポリピッツア




ピッツァは25種類ほどメニューに書かれていますが、
前菜やメインも種類が豊富です。

もちろん、佐野漁港がすぐそばなので魚介も売り物。
なので、前菜として黒板メニューのトップにあった「佐野漁港にあがったトリ貝と菜花のフリッテル」を相方が注文。
ところがもう売り切れていて、かわりにタイラギ貝となりました。
貝柱類は私の弱点。旨さの真価がいま一歩わかりません。
いえ、嫌いと言うわけではないのですが。

もう一皿は「茶美豚とピスタチオのパテ」。
うん、塩が控えめのあっさりフレッシュ味に仕上がってます。
緑のピスタチオがアクセント。
ルッコラの味の濃さは、私の家のベランダ栽培並みで優秀(笑)。



ピッツェリア・エッセ・ディ・ピュ:泉佐野のナポリピッツア



ピッツェリア・エッセ・ディ・ピュ:泉佐野のナポリピッツア




前菜とマルゲリータドックを食べ終わり、
さてどうしよう、もう一枚?と相談していたら、
手が空いたご主人がデジタルカメラ片手に私たちの席へ。
今日仕入れた魚の写真を数枚見せて、
料理法はいかようにも、とプロのセリフ。

その言葉とおいしそうな写真に負けてしまいました。
けっきょくアクアパッツァを注文した次第。
わたしたち、時々いいカモです。


ピッツェリア・エッセ・ディ・ピュ:泉佐野のナポリピッツア



魚に加えエビやホタルイカ、タコ、モキチガニなどが満載の皿が運ばれてきました。
時々塩気が強くなる素材が混じることがあると、別にスープを添えて。
飲んでみると、おや、サフランの香り。
ブイヤベースですかい。
でもいいなこの味、とサフラン好きのgadogadoは満悦。
(このスープでパエリア作りたい!)

ピッツァ食べにピッツェリア来たはずなのに、
デザート、珈琲もいただいて、二人でけっこうな出費になりましたが、
美味しいピッツァ以外の料理もなかなかとわかったのも収穫でした。


ピッツェリア・エッセ・ディ・ピュ:泉佐野のナポリピッツア

デザートのできばえはもう一歩だったそうです。



ピッツェリア・エッセ・ディ・ピュ:泉佐野のナポリピッツア





「ピッツェリア エッセ ディ ピュ (Pizzeria S Di Piu)」
072-464-1320
大阪府泉佐野市りんくう往来北6番地 いずみさの関空マリーナ内
9:30~11:00   ブランチタイム
11:00~15:00  ランチタイム
15:00~18:00  ティータイム
18:00~21:00  ディナータイム
火曜休
駐車場はたっぷり






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Posted by gadogadojp at 18:30│Comments(0)グルメ
 
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