プルーンの木:亀岡の田園のそそるcafe
2011年06月05日
「プルーンの木(Cafe The Tree of Prune )」
たたずまいの美しいcafeに立ち寄りました。
先日、能勢→亀岡と抜けて園部に向かう途中の国道477の路傍に、小さな緑の看板を見つけました。
そそられます。
(トップの写真はもっと店近くに置かれていたものですが、テイストは同じ)
ちょうどランチタイムにさしかかりましたので、立ち寄ってみました。
あたりは完全な日本の正しい田園地帯。
山裾の微高地に集落があり、細い道を看板を頼りに走ると、その最も奥まったあたりにこのcafeがありました。
駐車場は二カ所ありますが、それほど広くはありません。
店全体がカントリーな雰囲気で、ジーンズショップも併設しておられます。
一見して、平日の昼時は奥様方の憩いの場になっていそうな風情ですから、
男性一人客としては少しためらってもよいところですが、
奥行きの広い庭の樹木の茂りに誘われて、
デッキに上がり、店のドアを開けてみました。
庭には、製作途上のようなピッツア窯が見えます。いずれメニューに載るのでしょうか。
先客は案の定女性客ばかりでした。
スタッフも女性。母娘のようにお見受けしたお二人がメインでしょうか。
屋内の席はさほど多くはありません。
気候が良ければ、デッキのベンチも客席になるのでしょう。
(後でわかったのですが、どうやらペット可の店のようです。)
卓上に置かれた「只今のmamaのきまぐれランチ」が誘っています。
コラーゲンイケメンに変身するのも悪くはありませんが、今日はパスして、カレードリアと珈琲をいただくことにします。
ドリアですから少しばかり時間がかかります。いったんトイレを拝借。
上履きにはきかえてトイレに。
ああ、これは民家ですね。自宅を改造してお店にしておられるようです。
座敷の一室が開放され、(これも後でわかるのですが)夫君の手になる陶器が陳列されていました。
運ばれたドリアは、黒色の勝ったカレールウに卵の黄身がきれいです。
あつあつのところをいただきますと、
米の美味しさが際立ちます。
さほど辛くはありませんが、スパイシーで満足のいくものでした。
食後の珈琲も濃くはありませんが、カップにたっぷり注がれていて幸せです。
食事が終わり、レジを済ませて庭に降り立ちました。
遠目には雑然と見える庭は、けれどきちんと自然な手入れがされています。
店名にもなっているプルーンの木に青い実が成っていました。
一角にはヒヨドリが群がる木があります。
サクラの木です。なんと立派なサクランボが実っています。
何かと楽しめる店でした。
看板にそそられて遠回りをしてよかったと思います。
では、目的地園部に向かいましょう。
次はプルーンの実の熟す頃に来てみたいものです。
でもきっと、土日は混雑しているはずです、こういう店は。
「プルーンの木(Cafe The Tree of Prune )」
0771-20-1383
京都府亀岡市本梅町西加舎上関田8
10:30~17:30
火曜、水曜定休
Posted by gadogadojp at 18:30│Comments(0)
│グルメ