KAPI(カピ):石垣島の美味エスニック
2012年03月09日
2015現在休業中または閉店
二つの発見がありました。
何度も通っているこの店「KAPI」の店名ですが、
タイの調味料の名であることにようやく気付きました。
カピとはオキアミ、エビを主原料としたタイの発酵調味料の名です。
中国語では蝦醤(ハージャン)。
同じタイの発酵調味料ナンプラー(魚醤)なら我が家にも常備してありますが、カピはありません。
そんなわけで、連想ができていませんでした。
おなじみゴイクン(ベトナム)。エビが美しいですね。この日は長命草も。
もう一つの発見、いえ初体験は、
こちらの女性シェフと初めてお話しできた事。
以前はフロア係の女性アルバイターがいて、
シェフは厨房からほとんど姿を見せられませんでした。
けれどここ最近は、シェフ一人で切り盛りされています。
こうなるとこうなったで、忙しすぎる彼女と会話する事はためらわれます。
今回、私たちの後に客が途切れたので、
ようやく短い会話ができました。
語り口そのままではありませんが、たとえばこういう話をお聞きしました。
「ハーブ類は内地からも取り寄せています。こちらは日差しが強過ぎるので。」
「でも、パクチーは冬場にはたくさん市場に並びます。」
「店を始めてからは、海外旅行に行けなくて残念です。」
これだけの雑談でも、少しだけ「kapi」が身近な店になったような気がします。
珍しくこのようなトロピカルな酒をいただいてしまいました。
KAPIのバインセオ(ベトナム)はとても食べやすくて好き。よくある、もやしの水っぽさが気になるものと比べて格段に上等。
あと一品で満腹〜そんな時に選んだのが大根餅(中国)。
この冬は神戸の「青葉」さんのそれを食べられなかったので。
JALの機内にあったクーポンを提示すると、この日は桃饅(中国)がサービス
21:30にもなると、客足が一旦途切れました。
過去記事
「KAPI:どうぞこのまま、のエスニック」
「今年のKAPI:石垣島エスニックレストラン」
「KAPI〜八重山には辛さと香りがよく似合う」
人通りがほとんど無くなった通りのKAPIはしっとりお洒落
「アジアンキッチン KAPI」
0980-82-2026
沖縄県石垣市字大川199-1F
※石垣公設市場のすぎ北側に位置します。県道79号線沿い。
辺銀食堂すぐそば。
木曜定休
11:30~15:00、18:00~23:00
※営業時間は変更されているかもしれません。お確かめを。
KAPIの休業?情報が届いています。詳細ご存知の方おられたらぜひよろしくお願いします。
2013.2.1
Posted by gadogadojp at 18:30│Comments(0)
│グルメ