キッチンinaba：西表島のお洒落なレストラン
2012年08月18日
西表島滞在中のあるランチ時、
当てにしていた三軒がすべてお休みで、
それなら、と初めて行った「キッチンinaba」（イナバ）、
月が浜の近くです。
道路からは目立たないのですが、
広い庭から眺めると、カーブを描いた洒落た建物。
花木の手入れも行き届き、
車椅子用のスロープまでついています。
中に入ると、内部は座席もたくさんの広い空間、
カウンターも椅子と椅子の間隔がゆったり。
スタッフはなんとユニフォーム。
入り口近くのテーブルには、大きな弁当箱が十ヶほど積まれている。
近くのホテル、ニラカナイからのグループ客用か？
ここはどこ？内地？
と、馴染みのイリオモテとのギャップに目眩がする思い。
ま、気をとりなおしてカウンターに座る。
カウンターに座る。
メニューを見る、スタッフと話し、注文する。
沖縄の風情をあしらったインテリアを眺める、目前に泡盛の酒瓶が並んでいることに気付く。
三線がある。
あ、何だか落ち着いてきた。
店の空気感は思ったより八重山だった。
時間がかかりますよ、少し匂いがしますよ、
と断りがあったイノシシ汁が運ばれてきました。
肉ではなく、中身（内臓）が使われているはず。
その場合、血抜き等の前処理が勝負所。
で、いただく。
おお、うまい。処理も万全。
西表島のイノシシはクセが少ないので、とスタッフ。
あっさりで滋味深い汁も上々。飲み干しました。
セットでついてくるおにぎりも、上手に握ってる。
なんだ、いい店やんか。
と、自分の第一印象を反省することになったのでした。
ここはいわゆる洋食も用意されているようです。
そのできばえも、店構えにふさわしいものであればいいですね。
でも少なくとも、八重山料理の腕は間違いないように感じました。
帰宅してから調べると、
夜には本気の島唄三線が聞けるそうです。
その時間帯なら泡盛だなあ。
でも、ニラカナイには絶対泊まらない私たちは、どうやって宿まで帰ればいいんだろう（笑）
「キッチンイナバ （KITCHEN inaba）」
0980-84-8164
沖縄県八重山郡竹富町上原742-6
11:00～23:00
不定休
Posted by gadogadojp at 12:00│Comments(0)
│グルメ
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