アンカサ:ウブドのカフェで水出しコーヒー
2013年08月21日
水出しアイスコーヒー
「アンカサ」〜正式には「カフェ アンカサ」〜は、
バリ島ウブド(ウブッ)の町中のお店。
間違いなく美味しいコーヒーが飲める店。
モンキーフォレスト通りから横丁を一歩入った場所にあり、
見つけにくいのが難点。
だから静かなのが利点。
文章で位置を紹介してみましょう。
王宮(Puri Saren)からモンキーフォレスト通りを南下します。
左手にサッカー場を見てさらに南へ。
左に「コマネカ・アット・モンキーフォレスト」、右に「カフェ・ワヤン」を見てさらに進みます。
左に「スリーモンキーズ(Three Monkeys)」を超えると、左側に立て続けに二本の横丁が現れます。
その二本目の横丁の入口には複数の店の看板が立っています。
中で目立つのは、猫製品専門店「茶々(CHA CHA)」の看板。
これを見つけたら横丁に入ります。
するとまもなく右手に店が見えます。
茶茶の看板:ここで横丁に入ります
「茶々」の看板の背後にはここ「Ang KaSa」の看板があるのですが、モノトーンの何とも目立たないもの。
よけいなおせわですけれど、これを何とかしたほうがいいのでは?
さて、「アンカサ(Ang KaSa)」に着きました。
初めて訪問した私は、ここではやはりコーヒーをいただかなくてはなりません。
店のホームページから引用させていただきますと、
『アンカサ自慢のコーヒーは、スマトラ、バリ、スラウェシ産のG1規格のコーヒー豆を、椰子殻の炭を使って自家焙煎し、一杯ずつペーパーフィルターで淹れるコーヒーです。現在6種のブレンドコーヒーを揃えています。詳しくは"ドリンクメニュー"をご覧下さい。』
また、同じ「アンカサ」のブログを読むと、
さらに水出しコーヒーは、「ティルタウンプルの湧き水で淹れたコーヒー」だそうですから、
これは飲まずにはいられません。
ティルタウンプル寺院は聖水で有名な寺院で、
先日紹介した「バロン・クッキー」の一部にもこの湧き水が使われています。
店長のカデさんはバリニーズ女性です。
子育てしながらカフェの運営…
わずかに上記のブログ等で存じ上げているだけですが、
頭が下がるしっかり者の女性のように思えてなりません。
この日も少しだけお姿を拝見。
そのパートナーのkotetsuさんは日本人男性。
やはり初対面ですが、ウブドラジオの収録動画で見知ってはいました。
『旅の指さし会話帳 バリ』の著者で、この町において様々な活動をなさっていますが、
(こんな知識は帰国後知った私です)
この日も、隅っこのテーブル席で、末っ子さんを抱っこしながらパソコン操作をしておられました。
娘さんがマグロの海苔巻きを食べておられたので、
kotetsuさんに尋ねてみると、
築地に運ばれるマグロがここに着くのだからおいしいですよ、と。
なるほど。
ただ、握り寿司にするのは難しいとおっしゃいました。
米の性質が違うからでしょうか。
スパゲティ・ポモドロ:セットで69000ルピア。アルデンテではなく、しっかり茹でてモチモチ感を出している。この点は好みが分かれる所。
ペペロンチーノ:セットで68000ルピア。麺の具合はポモドロと同じ。バリではアルデンテは馴染まない?
セットのサラダ:火を通している所がいいですね。安心。
セットのプリン:手作り感溢れる美味しいプリン。この店のスイーツは期待できるのでは?
二階席はグループ客で盛り上がっているご様子。
私たちは一階のオープンエアー席に座っています。
水出しコーヒーが運ばれました。
34000ルピア?と少々お高いですが、
穏やかな中にぐんとコクがあり、
それだけの価値が有る絶品コーヒーでした。
当日は他にも軽く食事を済ませ、
ホテルに戻りました。
数日後、もう一度あのコーヒーが飲みたくて、一人で来ました。
今度は氷までコーヒーのタイプ。
36000?ルピア。
先日感じたコクが氷で薄まらない利点がありますが、
アイラモルトをロックで飲むように、
氷で徐々に薄まっていく変化が好きかもしれません、私は。
外見、インテリアも含めて、とても良い店だと感じました。
バリに来られたら、「茶茶」の看板を目印に(笑)、ぜひ一度。
閉店情報がありましたが、それは撤回されて営業を続けておられます。
この店でバロンクッキーを買うことができます。
この店でバロンクッキーを買うことができます。
Posted by gadogadojp at 18:30│Comments(0)
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