ワルン・ビアビア:旅人のためのバリ料理
2013年09月04日
ナシゴレン:バナナの葉が効いてます
旅の形は人それぞれとはいうものの、
バリに来たらバリ料理を食べたい。
という欲求は、きわめてオーソドックスなものですよね?
主客を置き換えてみるとよくわかります。
日本に来た欧米外国人客が、
マクドナルドやスターバックスばかりに入り浸ってたら、
日本に住む私たちにはちょっと寂しいはず。
写真付きメニュー
とはいえ、そのためには問題がいくつかありまして、
その一つ目は、バリニーズはさほど食べることに執着しないように見えること。
というより、
人目にさらされながら食事することを恥ずかしいと思うフシがあること。
そして、バリニーズには元来、外食の習慣は無かったということ。
(最近は増えたというものの)
これらの傾向は必然的に、
私たち観光旅行者がバリ料理店を見つけること、食べることが簡単ではないことを意味します。
バリニーズの日常の食事が見えないのです。
オープンエアーのカウンター席
ナシゴレン、ミーゴレン、ソトアヤムなどインドネシア料理なら、まあ、手軽にどこでも食べられますが、
これを「バリ料理」というには無理があります。
一皿におかずを盛り合わせたナシチャンプルーなら、その付合わせ料理にバリらしさが現れているのかもしれませんが、
そうとも限らないような気がしますし、
私を含めたただの観光客に判断できるほど知識があるわけではありません。
つくねのサテ
そういうわけで、
『バリ島、ウブドにあるバリ島家庭料理のお店です。』
とうたうこの「ワルンビアビア」の存在は貴重です。
二年前にオーナーがタッチ交代されたようですが、
今のオーナーも日本の方で、
調理はバリニーズが、
料理の元ネタはバリの主婦のもの、
お洒落で清潔な空間に包まれて、
そんな運営、料理の基本は変わっていないようです。
行きずりの旅行者が手軽に、
バリの人々の食事を垣間みることができるありがたい店です。
私はまだまだ詳しくはありませんが、
さしあたり、魚など各種のサテ類やウルタン(腸詰め)などお試しになられてはいかがでしょうか。
手頃な量のソトアヤム
Jl.Goutama No.13 Padang Tegal Kaja Ubud, Bali, インドネシア
Open 11:00am - Close 11:00pm
前回記事→「『ワルン・ビアビア』(Biah Biah)でバリ家庭料理」
店の場所はここで説明しています。
バリナビの紹介記事
「ビアビア」のブログ
メニューの詳細を見ることができます。
バリのワイン(HATTENN)のロゼのボトルが142000ルピア(1420円)で飲めるのは良心的。
ナシチャンプルーで22000ルピアなどと、価格はきわめてリーズナブル。
なお、ここは狭い店です。
遅い夕食時にはかなり混んでいます。
ビアビアの新店「ビアビアプラス」の紹介記事を書きました。→「もう一軒のビアビア」
Posted by gadogadojp at 18:30│Comments(0)
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