アミーンズオーブンとカフェ
2014年04月10日
前回記事でもご紹介したように、
「アミーンズオーブン」のパンは、私たちのとっておき。
米食は毎日同じような飯を食べ続けられるのに、
残念ながらパンにはやや飽きがきます。
私のDNAの古めかしささゆえでしょうか。
だからパン屋さんには浮気します。
少しずつ個性の違うパンを食べようとします。
メインは日常の動線上にある「小麦屋弥平」や「フルニエ」、「ルパンマディ」の三軒に頼り、
時々「フラン」、「ログ」などで買い、
大阪や神戸に足をのばした時には、
「ブルディガラ」、「ポウル」、「コムシノワ」、「イスズベーカリー」、「ビゴの店」、「フロイン堂」等のパンを楽しみ、
旅先ではその地の美味しそうなパン屋さんをめざします。
たとえば沖縄島の「宗像堂」、和歌山の「森のパン屋さん」、「ドーシェル」、「ミナトベーカリー」。
最近では龍神の「もんぺとくわ」は、まだ一度きりですが美味しいリストに入りました。
これらはいずれも、自分の足でその地に行き、買い求めていますし、
パンとは本来そういうものだという思いがあります。
送料を払う食べ物ではない、と。
(パンの販売価格の中にはすでに輸送費用=無駄なエネルギーがたくさん含まれているのがふつうです。)
(話はそれますが、「宗像堂」さんが目指すパン作りの目標は、このあたりを解消することではないかと見ていて、期待しています。)
けれど人間には例外がつきもので、
この「アミーンズオーブン」や「大地堂」さんのパンは、取り寄せという贅沢をしたくなります。
ただ、麦から自家栽培もされる「大地堂」さんはやや休業がちですので、
届いた段ボールケースから立ちのぼる香ばしい香りを嗅ぐ至福の体験は、
最近は「アミーンズオーブン」さんだけです。
そういう意味でとっておき。
ところが、この店は(今は)実店舗も開いていて、
それは兵庫県西宮市にあります。
自宅から神戸に行くよりもっと近いのですから、
実店舗に行けば良いのに、なかなか伺うことができませんでした。
先日ようやく念願が叶い、
パンを買い、カフェで食事することができました。
とても満ち足りた気分です。
実店舗の地図をまずお示ししましょう。
阪急電鉄夙川駅から徒歩では7〜8分だと思われます。
私たちは車で行き、寿町付近のコインパーキングに停めて歩きました。
(県道82号線沿いに駐車場がありますが、台数が限られます。)
店内に入ると、すぐ左手がベーカリーショップ。
レトロな風情のガラスケースが印象的。
接客は二人の女性スタッフが担当されていましたが、
その奥にどうやら窯があるらしく、
焼き上がったパンのいい匂いが、ご主人の声とともに漂ってきました。
取り寄せでおなじみのパンが並んでいますが、
いよかんトーストが間もなく焼き上がるとのことで、それを待つことにします。
焼き上がり時間は、ホームページのこちらを参考にどうぞ。
焼き上がりを待つ間、先にカフェに座ります。
今日はカフェが最大の目的でした。
大きな丸テーブルに椅子が九脚。これがすべて。
小さなベーカリーの小さなカフェ。
もっとも、天候が良ければテラス席に座ることもできます。
この日はあいにく寒風吹きすさぶ日でしたので私たちは丸テーブルに。
先客はお一人だけ。
妻は「パンと季節の野菜のスープのプレート(お任せパン5種付き:800円)」を、
私は「パンと吉田牧場のチーズのプレート(お任せパン5種付き:750円)」を注文しました。
+300円で珈琲もオーダーできます。
またまた話題は逸れますが、
岡山の山中にある吉田牧場には、もうニ十年も前に訪問したことがあります。
吉田さんとお話をし、大きな犬と仲良しになり、
モッツアレラならありますと言っていただいたいい思い出です。
天然酵母石窯焼きパンの美味しさは言うまでもありませんが、
全体に優しい優しいランチをいただくことができました。
スープ以外は、揃えて皿に盛るという簡素な支度ではありますが、
その食材がすばらしい。
スープ、酢漬け野菜、オリーブオイル、蜂蜜くるみ、チーズ、そして珈琲もいい出来。
店のポリシーから推測して、すべて有機/無農薬の食品を揃えておられるに違いないのですが、
それゆえの優しさなのでしょう。
また、来ますから。
ameen's oven
ONE OVEN
ONE TABLE,
AND
ONE LOVE
兵庫県西宮市若松町6-18-101
0798-70-8485
Bakery:9:30~18:00
Cafe:9:30~17:00
月曜と1、3日曜定休
その他の情報はホームページへ
「アミーンズオーブン」の新しい記事アップしました
「アミーンズオーブン」のパンは、私たちのとっておき。
米食は毎日同じような飯を食べ続けられるのに、
残念ながらパンにはやや飽きがきます。
私のDNAの古めかしささゆえでしょうか。
だからパン屋さんには浮気します。
少しずつ個性の違うパンを食べようとします。
メインは日常の動線上にある「小麦屋弥平」や「フルニエ」、「ルパンマディ」の三軒に頼り、
時々「フラン」、「ログ」などで買い、
大阪や神戸に足をのばした時には、
「ブルディガラ」、「ポウル」、「コムシノワ」、「イスズベーカリー」、「ビゴの店」、「フロイン堂」等のパンを楽しみ、
旅先ではその地の美味しそうなパン屋さんをめざします。
たとえば沖縄島の「宗像堂」、和歌山の「森のパン屋さん」、「ドーシェル」、「ミナトベーカリー」。
最近では龍神の「もんぺとくわ」は、まだ一度きりですが美味しいリストに入りました。
これらはいずれも、自分の足でその地に行き、買い求めていますし、
パンとは本来そういうものだという思いがあります。
送料を払う食べ物ではない、と。
(パンの販売価格の中にはすでに輸送費用=無駄なエネルギーがたくさん含まれているのがふつうです。)
(話はそれますが、「宗像堂」さんが目指すパン作りの目標は、このあたりを解消することではないかと見ていて、期待しています。)
けれど人間には例外がつきもので、
この「アミーンズオーブン」や「大地堂」さんのパンは、取り寄せという贅沢をしたくなります。
ただ、麦から自家栽培もされる「大地堂」さんはやや休業がちですので、
届いた段ボールケースから立ちのぼる香ばしい香りを嗅ぐ至福の体験は、
最近は「アミーンズオーブン」さんだけです。
そういう意味でとっておき。
ところが、この店は(今は)実店舗も開いていて、
それは兵庫県西宮市にあります。
自宅から神戸に行くよりもっと近いのですから、
実店舗に行けば良いのに、なかなか伺うことができませんでした。
先日ようやく念願が叶い、
パンを買い、カフェで食事することができました。
とても満ち足りた気分です。
実店舗の地図をまずお示ししましょう。
阪急電鉄夙川駅から徒歩では7〜8分だと思われます。
私たちは車で行き、寿町付近のコインパーキングに停めて歩きました。
(県道82号線沿いに駐車場がありますが、台数が限られます。)
店内に入ると、すぐ左手がベーカリーショップ。
レトロな風情のガラスケースが印象的。
接客は二人の女性スタッフが担当されていましたが、
その奥にどうやら窯があるらしく、
焼き上がったパンのいい匂いが、ご主人の声とともに漂ってきました。
取り寄せでおなじみのパンが並んでいますが、
いよかんトーストが間もなく焼き上がるとのことで、それを待つことにします。
焼き上がり時間は、ホームページのこちらを参考にどうぞ。
焼き上がりを待つ間、先にカフェに座ります。
今日はカフェが最大の目的でした。
大きな丸テーブルに椅子が九脚。これがすべて。
小さなベーカリーの小さなカフェ。
もっとも、天候が良ければテラス席に座ることもできます。
この日はあいにく寒風吹きすさぶ日でしたので私たちは丸テーブルに。
先客はお一人だけ。
妻は「パンと季節の野菜のスープのプレート(お任せパン5種付き:800円)」を、
私は「パンと吉田牧場のチーズのプレート(お任せパン5種付き:750円)」を注文しました。
+300円で珈琲もオーダーできます。
またまた話題は逸れますが、
岡山の山中にある吉田牧場には、もうニ十年も前に訪問したことがあります。
吉田さんとお話をし、大きな犬と仲良しになり、
モッツアレラならありますと言っていただいたいい思い出です。
天然酵母石窯焼きパンの美味しさは言うまでもありませんが、
全体に優しい優しいランチをいただくことができました。
スープ以外は、揃えて皿に盛るという簡素な支度ではありますが、
その食材がすばらしい。
スープ、酢漬け野菜、オリーブオイル、蜂蜜くるみ、チーズ、そして珈琲もいい出来。
店のポリシーから推測して、すべて有機/無農薬の食品を揃えておられるに違いないのですが、
それゆえの優しさなのでしょう。
また、来ますから。
ameen's oven
ONE OVEN
ONE TABLE,
AND
ONE LOVE
兵庫県西宮市若松町6-18-101
0798-70-8485
Bakery:9:30~18:00
Cafe:9:30~17:00
月曜と1、3日曜定休
その他の情報はホームページへ
「アミーンズオーブン」の新しい記事アップしました
Posted by gadogadojp at 18:30│Comments(0)
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