「いちご畑はる」:岸和田でいちご狩り
2016年02月11日
岸和田市には蜻蛉池(とんぼいけ)公園という広大な緑地があるのですが、
その北端を通る道路に隣接して、「いちご畑はる」はあります。
苺のハウス農園です。
いちご狩りはもう何十年ぶりでしょうか、わくわくしながら向かいました。
それにしても、苺のようなかわいい果物に<狩り>のような血なまぐさいことばは似合わない、と常々感じています。
もちろん、室町時代の能楽にすでに「紅葉狩」(観世信光作)という演目がつくられているわけですから、
日本人のこの言い回しの妙はもっと以前からあったのでしょう。
紅葉を手折る→葡萄や苺を手折る、ということばの用法も納得はいくのです。
でもやはり苺は<狩る>より<摘む>ではないでしょうか?
コリラックマが篭を持って出かける感じで(笑)
駐車場に車を停めて、一段高い場所にあるハウスに向かいます。
入園料は2500円。自販機で買い求めます。
受付でチケットを渡すと、小さなポリ器とハサミ、名札をもらいます。
名札には終了時刻が書かれています。60分間食べ放題ですから。
苺の下にはアイスクリーム
コリラのように摘んだ(しつこい?)苺を器に入れて、テーブルに運びます。
ヘタを取って、用意された練乳などをかけていただきます。
アイスクリームやショートケーキ、ソフトクリームもありますので、ここに苺を載せるのも自由です。
ドリンクバーには飲み物も各種そろっています。
チョコレートソースをかけて
苺の種類はあすかルビーだけ。赤色が綺麗です。
その時点で立ち入ることができるいちごの棚が数列あります。
一回目は浮ついた気分でつい手近な苺を摘んでしまいましたが、
二回目からはよく熟したものをじっくり選びます。
制限時間内に何回おかわりしてもかまわないのですが、
さすがに4回目を食べ終わると満腹感がおそってきました。
ケーキに載せて
ホームページの予約カレンダーを見て、空いている日を選び、電話をして予約します。
事前の予約は人数を絞っているようです。
気候によって収穫量が少ない日を想定しているのでしょう。
もしも土日祝日の希望日が満員であった場合は、
予約カレンダーにあるバーコードを読み取ると当日の空き情報が届きますので、
すかさず電話で予約を入れるという手もあります。
あすかルビーは奈良発の品種です。
糖度の高さとジューシーさが持ち味。
スーパーでは遠隔地産のとよのかが主流なので、
親しみもおぼえます。
おまけにハウスの中に農薬の匂いがしません。
そういう点でも嬉しい「いちご畑はる」でした。
今回の写真は1、2を除きすべて、私以上に苺好きな妻の撮影です。
ビニールハウス
となりの苺が赤く見え
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