「KOKAGE」:田辺市の気鋭フレンチ

2020年09月12日

新型コロナウィルス感染症の流行という災害の下、悩み苦しみ考え抜いて店を開き続けている飲食店の現状を短く紹介していきます。ただしこの災害の今後の状況により、本プログの情報はたちまち古びてしまう可能性があります。


「KOKAGE」:田辺市の気鋭フレンチ

鴨ロースト:奥様撮影


白浜の知人の一人は元フレンチシェフでした。彼はこの地ではフランス料理店は難しいとおっしゃっていました。
某グルメサイトで「和歌山県」&「フランス料理」で検索してみますと、店舗は北部(紀北)に集中しています。紀南のそれは数えるほどで、しかも純粋にフレンチレストランを標榜している店は(リゾートホテル内を除くと)ほぼありません。〜でしたが、そういう困難な分野に最近白浜の「SAKAKURA」と田辺の「Restaurant Caravansarai」、そしてここ「KOKAGE」が参入してきたということになります。心から三店の成功を祈ります。


「KOKAGE」:田辺市の気鋭フレンチ




この店の正式名称は「ベーカリーレストラン コカゲ」です。シェフのお父様がここでベーカリーカフェを営んでおられたのですが、息子さんがUターンされたのを機にこういう業態へと変わられたそうです。
フレンチという名称は付いていませんが、林拓郎シェフの料理は紛れもなくフレンチ。まだランチを二回頂いただけですが、味の勘所がとても決まっていると感じました。

それもそのはず、店のHPサイトを拝見すると、シェフは大阪中之島の名店「 Varier」に三年半勤めておられたそうです。「 ヴァリエ」は、大阪福島に店があった時に妻が訪れています。メインの後、ワインを少し残してチーズはいかがと尋ねられて喜んだそうです。私自身も一度だけランチを経験し、そのコストパフォーマンスの良さに驚嘆した記憶があるのですが、しかし何を食べたかなど詳細が思い出せません。妄想かも(涙)しかしその後は予約もままならないまま中之島に移転され、高級店(でもきっとCPは素晴らしいはず)になって機会を失ってしまった憧れの店です。そりゃあもう林シェフの腕も良いはずです。

「KOKAGE」:田辺市の気鋭フレンチ

カップの色が店のイメージカラーでしょうか

コロナ禍にあって、今は席数を減らしてランチを、そして(これは以前から)一組限定でディナーをいただくことができます。また、出張調理や様々な講習なども前向きに取り組んでおられます。まだまだ勉強中という姿勢を崩さす、紀南にフレンチを定着させようと奮闘しておられますので、及ばずながら応援したいと思います。なおランチは人気が高く、予約が無難です。ディナーはもちろん予約が必須です。


「KOKAGE」:田辺市の気鋭フレンチ

ステイホームの定番、オードブル盛り合わせ。予算によって内容は変わります。


また、春の緊急事態の期間、私たちはこの店にオードブルの盛り合わせ(テイクアウト)もお願いしました。これは今も続けておられるようですので、ご一考ください。詳細は店の店のHPサイトやフェイスブックページをご覧ください。



「KOKAGE」:田辺市の気鋭フレンチ




0739-25-6389
和歌山県田辺市上万呂65-11
駐車場あり
営業日、時間などはぜひ上記サイトを



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Posted by gadogadojp at 22:00│Comments(0)グルメ
 
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