「海来館食堂」:道の駅志原海岸の食堂

2020年09月22日

新型コロナウィルス感染症の流行という災害の下、悩み苦しみ考え抜いて店を開き続けている飲食店の現状を短く紹介していきます。ただしこの災害の今後の状況により、本プログの情報はたちまち古びてしまう可能性があります。


「海来館食堂」:道の駅志原海岸の食堂

紀南ではシラスが欠かせません。


私たちは道の駅という施設が好きです。初めて立寄る駅ではワクワクしますし、良い駅だとわかっていれば、必要もないのについ寄ってしまったりします。ドライブ中にゆっくり休める場所があって、地場産の物販が充実していて、その地のおいしい食べ物が食べられて、職員や従業員が地元愛にあふれて温かく接客してくだされば理想的です。

ここ「道の駅志原海岸」はその理想に近い駅です。
この駅には、たとえば白浜インターチェンジで一般道国道42号に下り、すさみ・串本方向に走ると17分で着きます。まだ白浜町圏内です。(合併前は日置川町でした)目の前は広々とした志原海岸(&これに続く日置大浜)ですので、ちょっとした海遊びを兼ねた休憩にももってこいの素晴らしい立地です。(遊泳はできません) 砂浜だけではなく、海食崖や海食洞など地学に関心のある方にはさらに格好のジオパークになっています。


「海来館食堂」:道の駅志原海岸の食堂




道の駅内には、トイレ(もう少し広く、バリアフリーに作って欲しい)や案内所(居心地が良くない)とは別棟の「海来館(みらいかん)」という建物があり、1階は物産販売とカフェスペースになっています。物産コーナーは広くはないもののなかなか充実していて、農作物や海鮮類に加え、備長炭・川添茶・あゆチョビなどのレアな名産品が買えます。カフェスペースでは手作りのスイーツ類が評判です。以前はここにパスタなど軽いイタリア料理が食べられたのですが、その機能は曜日限定で二階の食堂に移動しました。


「海来館食堂」:道の駅志原海岸の食堂

大人気の季節限定うな重980円


二階の見晴らしの良い食堂は「海来館食堂」です。一見ざっかけない(東京弁)風情に見えますが、これがなかなか心のこもった食事ができる食堂なのです。スタッフの対応や連係もよく、落ち着きます。屋内も換気は行われていますが、デッキスペースもあって(ここは喫煙可)安心です。地域の食堂としてはやや高めの価格設定のように見えますが税込価格。特にこのコロナ禍では品目を絞っての値下げも活発なので、店のホワイトボードなどをよく見てから注文されると良いと思います。メニューは豊富なので、好き嫌いの多い家族連れでも大丈夫。曜日によっては先に書いたパスタなどもいただけます。手作りのボードで仕切りも用意されています。デッキでバーベキューも可能だそうですが、未体験です。


「海来館食堂」:道の駅志原海岸の食堂




食後はぜひ、志原海岸で一休みを。


「海来館食堂」:道の駅志原海岸の食堂

テイクアウトして自宅でいただいたエクレア。皮がしっかりしていました。向きが修正できません。


「海来館食堂」:道の駅志原海岸の食堂

国土地理院地形図より







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Posted by gadogadojp at 12:15│Comments(0)飲食店グルメ
 
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