「COMCOM」:紀南でヴェトナム料理
2018年08月01日

ゴイクン(生春巻):予約の際は「◯◯本」と伝えればよろしいかと。
私たち夫婦が大阪府和泉市から和歌山県白浜に移住したのは昨年(2017年)4月でした。
時間と財布の許す範囲で、白浜のみならず紀南の美味しい店を二人でさがし回っています。
今後しばらくは、訪問した紀南の店をなるべくシンプルに数多く紹介して行きたいと思います。
さて、紀南の美味しい店探しの件。
魚料理、パン、蕎麦、イタリア料理、ピッツェリア、カフェなどは一定のめどが立って一安心なのですが、いわゆるエスニック料理店が極端に少ないのです。
中でもタイ・ヴェトナム・インドネシア・カンボジアなど東南アジア料理専門店が見つかりません。※①
ここ「COMCOM」さんを除いては、です。

田辺市の国道42号沿いに建つビジネスホテル1Fにレストラン「田園」があります。
この店が、週末の夜だけ「COMCOM」と名を変えてヴェトナム料理※②を供してくださいます。
このことは、私どものような東南アジア料理ファンにはとても貴重で嬉しいことなのです。
「田園」と「COMCOM」を営んでおられる若いご夫婦を私たちは応援しています。(気持ちだけ:苦笑)
なぜなら、リーズナブルで美味しい料理を客に提供しようという熱意を感じるからです。
シェフはダンナさん。ヴェトナムのホーチミンで修行経験があり、おそらくかなり広いレパートリーを持っておられるでしょう。
フロアー担当は奥様。明快な説明と優しい対応からその有能さが伺い知れます。
お二人のおかげで、化学調味料を感じないおいしいヴェトナム料理を心地よくいただくことができます。

フォーガー
夜のメニューには多彩なヴェトナム料理が掲載されていますが、中でやはりゴイクン(生春巻)が人気のようで、予約しておくのが無難です。
また、各地のイベントでヴェトナム料理の屋台を出しておられるので、どこかで「COMCOM」屋台を見かけたら立ち寄ってみてください。

店内の屋台
平日に行かれた場合はここは「田園」ですから、ヴェトナム料理は食べられません。
でも突然食べたくなる時もありますよね。
先日、近くを通りかかったのでとりあえず寄ってみると、たまたま用意があり、快く提供していただけたという幸運もありました。
毎日いつでも食べられたら良いのですが、ビジネスホテル付属のレストランという性格の店ですし、後述する紀南の特性から、今の所は難しいようです。

ランチセット内のサラダと揚げ春巻
なお、(下記の註①にも書きましたが、)紀南の地はエスニック食材の栽培に適した地だと思います。
美味しい鶏肉や豚肉も手に入ります。
もちろん現在も地場の産物を利用されていることでしょうが、地元農園とのコラボなどを前面に押し出されたら、さらにこの店のファン層が広がるかもしれません。

焼きビーフン
KiiLifeというサイトに詳しいメニューや営業情報が掲載されていますので、興味を持たれた方はご覧ください。
「ベトナムカフェ・コムコム&カフェレスト田園」のページ
なお繰り返しになりますが「COMCOM」でないときは「田園」です。
「田園」のランチの評判も良く、常連さんが多いようです。
和歌山県田辺市稲成町231-6
ビジネスホテル田辺サンシャイン 1F
0739-25-2335
金~日 ディナー:18:00~23:00(L.O.22:00)
金~日 ランチ:11:30~14:00(予約制)

練乳プリン

デザートも美味しい:妻の撮影
※①
紀南とは和歌山県南部の呼び名です。
(南紀とは旧紀伊国、つまり和歌山県と三重県の一部の総称です。)
紀南の中核都市は田辺市。
龍神や大塔、熊野本宮などもこの広い市域に含まれます。
周囲には温泉とパンダの白浜、海岸美と伊勢海老のすさみ、梅の南部(みなべ)、潮岬を擁するダイビングのメッカ串本などの少しは知られた町が並びます。
この地域は海・山・川の豊かな産物に恵まれているのですが、そのせいかどうしても味覚が伝統的、保守的になっているようです。
観光客も大勢訪れるのですが、その方々の多くは海の幸が目当て。
海外からの旅行者や家族連れが多いことも加わって、これまでエスニック料理の需要が少なかったのは仕方がないのかもしれません。
しかし紀南は、エスニック用農産物の栽培には適した場所です。
私たちの庭ではことし、パクチー・レモングラス・ミント・タカノツメ・スイートバジル・トマト・金時草・セロリがよく育ちました。
コブミカンやホーリーバジル、空芯菜なども楽に育つはずです。
昨年はヒハツモドキ(沖縄の胡椒)の収穫もできました。
まだ実が成るところまでは至っていませんが、バナナやパパイヤも庭で成長しています。
良い塩・良い鶏肉・良い魚も市場で安く手に入ります。
マンゴー農家もあります。
香り米を栽培している農家もあるそうです。
エビや白身魚などやや入手が難しいものもありますが、ある程度地元産の食材で東南アジア料理の調理が可能だと思います。
田辺、白浜、上富田などには都会からの移住者も。
数年先には白浜あたりで東南アジア料理ブームに火がつくのでは?と期待を込めて見守っております。
※②
店の名称は「ベトナム料理」ですが、ここでは私の書き方に合わせて「ヴェトナム料理」という表記に統一させていただきます。
Posted by gadogadojp at 16:00│Comments(0)
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