「イブファーム」：田辺ですさみのイノブタやブタを美味しくいただける
2019年06月26日
「すさみの豚屋 イブファーム」
イノブータン王国で知られる和歌山県すさみ町では、わたしの調べた限りでは４軒の農場がF1イノブタ（愛称イブの恵み）を飼育・販売しています。
４軒とは(株)イブファーム・ミッキーファーム・セーフティーファーム・楠本農場で、今回のレストランではその内(株)イブファームのイノブタやブタ肉を食べることができるが、(株)イブファームの直営店ではない〜どうやらそういうことのようです。
曖昧な書き方で申し訳ないのですが、まだ農場主や店主に直接質問できるチャンスがなかったためです。
今回取り上げさせていただいたレストランの名は「イブファーム」で通っていますが、どうやら正式名称は「すさみの豚屋 イブファーム」だそうで、そのタイトルから誤解を受けそうですが、店の立地は田辺市新庄にあり、すさみ町ではありません。
どうもイノブタをめぐっては経緯を知らぬ移住者にはわからないことが多すぎます。
とはいえ、イノブタ”イブの恵み”が美味しいことは確かで、我が家も和歌山市民生協を通じて時々舌鼓を打っています。生協が扱っているのは(株)イブファーム製品のようです。今後は他の農場の”イブの恵み”にもトライしてみたいと考えています。
今回も状況の説明から入ってしまいました。それではレストランの説明に入ります。
店の立地は、田辺市の市街地ではなく、田辺から白浜に向かう幹線道路沿いにありますので、6,7分車で走れば「とれとれ市場」が見えてくるような場所になります。ここ神島台交差点付近には「よし平」、「マリブ」、「一刻」、「アリ・マハール」、「たか木」など飲食店が集中していますので、白浜往復路に利用した観光客も多いでしょう。
googlemap
間口が狭く感じますが、店内は機能的に厨房と座席が配置され意外に席数があり、小上がりもあります。ランチどき利用しかしていませんが、スタッフは明るく親切で、心地よく過ごすことができます。
店に入る前は今日は何を食べようかと思ってはみるのですが、結局ほとんどいつもカツ丼を注文してしまうgadogadoです。カツ丼はイノブタではなくブタ肉で調理されていて、やや甘いタレもサクサクの揚がり具合も卵の固まり具合も私にはほどよいので、なかなかカロリーくんの誘惑に勝てません。カツ丼は80,120,160g(w)などと肉の量を選ぶことができます。160を選びたい気持ちをぐっと我慢して大抵は120gを注文しています。
イノブタ肉のトン？カツをいただいたこともあります。ここで詳しく書くのは控えますが、私はイノブタは大変すぐれた食材だと思っています。イノシシとブタの中間という曖昧な存在ではなく、何か別の食肉のように思える時もあります。少なくとも市販のブタ肉よりは美味です。しかも価格はイノシシよりうんと安くなり、お得感もあります。（もちろんこの店でもブタより高くつきますが）じっさい脂まで旨味の濃いイノブタロースカツでした。飼育方法・農場による違いはまだ勉強できていません。
奥様撮影塩カツ丼
とはいえこの店のメニュー中でカツ丼は少しマイナーな位置づけで、多くの客は日替わり定食やトンテキやカツ定食などを選んでいるようです。多くの献立でブタかイノブタかを選べるようになっていますので、そこも楽しいと思います。すさみ町に行かず、田辺・白浜でイノブタが食べられる貴重な店だと思います。
アサリの味噌汁もいいものです。
ただコーヒーは薄味で口に合いませんから、一度頼んだきりです。
0739-26-3008
和歌山県田辺市新庄町2744-58 セレナ・ヴィータビル
11:00～15:00 17:00～21:00
水曜日・第3火曜日休日
駐車場あり
Posted by gadogadojp at 22:07│Comments(0)
│グルメ
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