コマネカ・アット・ビスマ:ウブドのホテル〜その3
2015年03月22日
「コマネカ・アット・ビスマ」のその他いろいろ
1)ロビー

奥様撮影
私はかつてウブド近郊の「アマンダリ」のロビーに衝撃を受けました。
樹木や苔でうっそうとした緑色の環境の中に
すでに古色を帯びた平家木造のオープンエアな建物が建ち、
広大なロビー空間が広がっているのですが、
フロントはほんの小さなデスクのみ。
その上にパソコン等のメカニックなものは一切置かれていませんでした。
アマンの本気を感じました。

ここ「コマネカ・アット・ビスマ」にも、やや似通ったテイストがあります。
敷地内の緑豊かなスロープを下ると、建物感を感じさせず、広いロビーとその先の、渓谷の森林だけが見えています。
それもそのはず、
渓谷斜面に建つこの宿は、最上階がロビーになっているからです。
つまり、客室はすべて、ロビー階以下。
ロビーはまことに見晴らしがいい構造になっているのです。

フロントは、「アマンダリ」ほど徹底されてはいないものの、目立たぬ位置にこじんまり配置されています。
客の出入りはすぐわかるけれど、客の自然な視線を遮らない位置。
フレンドリーなスタッフと挨拶を交わしながら宿に戻ったら、
ちょっとロビーで時間を過ごしましょうか。
大きな造形やソファーがあって、ゆったりくつろげる空間です。
奥へ進めばもちろん、素晴らしい眺めを堪能することもできます。

人工池の先には闘鶏用の竹かごが置いてあり、これをライトアップに使った写真を見ましたが、私たちの滞在中にはただ置いてあるだけでした。
なお時間帯によれば竹琴演奏が行われていて、
静かな音色がポロンポロンとバリのホテルらしい雰囲気を演出しています。

フロントと反対側にはバーがあり、
酒類や珈琲を注文することができます。
私がソファーに座り、妻と義妹がバーまで飲み物を注文しにいってくれたときには、二人の姿が意外に小さく見え、
ロビーの広さを感じたものでした。
飲み物もグッドでした。
2)夕食
ウブドの市街地へ歩いていける距離なので、ホテル内で夕食は一回もとりませんでした。
したがって情報がありません、ごめんなさい。
ディナー会場は前回書いた朝食と同じ場所(ホテル棟1F)及び階上(2F)になります。
朝食のついでに階上の席をのぞいてみると、落ち着いた色のテーブルクロスがかけられていました。
なかなか素敵な空間ではあります。
なお、一部観光客が期待する、ディナー中のバリ舞踊などは行われないようです。


3)スーベニールショップ/売店
上記写真のレストランと同じ階に、こじんまりしたスーベニールショップがありました。
品の良い骨董や布、人形、陶器などが置かれていて、さすがネカ美術館を有する系列なのですが、品数は多くなく、気楽に買えるものはあまりありませんでした。
買い物は街に出ましょう。
4)プール、コテージ、スパ、アフタヌーンティー

プールは二箇所あり、まずまずの広さだと思います。
レストランの木々越しの眼下に位置します。
ただし気温の低い7月末に行ったので、利用はしませんでした。
コテージ(ヴィラ)もあります。
フロントから距離があり、また、トッケーやチチャなどのトカゲ、ヤモリがとうてい好きなはずがない同行者がいましたので、
今回の旅では一顧もしませんでした。
広々とした眺望を望むならホテル棟。
独立性は当然として、目前の樹木や水田を望むならコテージ、という選択になるでしょう。

スパはプールの近くにあります。
妻によれば、ラグジュアリー感がたっぷり味わえたということです。
なお、義妹と義父は、敷地内のウオーキングを楽しみました。
きつい坂もあるが、ジョギングも可能、な模様です。

もちろん、アフタヌーンティーが用意されています。
昼下がりはホテルにいて、のんびりと過ごす日を設けたいですね。

5)立地
ホテル「コマネカ・アット・ビスマ」(KOMANEKA AT BISMA)
が建つのは、その名の通りビスマ(BISMA)通りです。

ここを登ります
ビスマ通りとは、ウブドに行ったことのある旅行者には一番なじみのあるモンキーフォレスト通りの一本西側に平行する通り。
モンキーフォレスト通りの北端、市場や王宮のある交差点を、西へ400m弱歩いたら、左手にちょっとした急坂があります。これがビスマ通りの入り口です。
坂はすぐに終わり、あとは平坦な道が続き、ホテルや飲食店が並んでいます。
やがて舗装が不十分な石と土の道に変わり、両側に水田が見えてくる頃、右手にこのホテルの入り口があります。
この通りは(車道としては)行き止まりの袋小路になっているので、
車やバイクの通行が多くはないため、まだ比較的喧騒の少ない地域になっています。

なお、車はまもなく行きどまらなければなりませんが、徒歩の場合はまだ進むことができます。
行き止まり(に見える場所)を左に折れれば、
未舗装の急坂を下ってモンキーフォレスト通りに出ることができます。
モンキーフォレストそのもののすぐ近くです。
滑りやすい靴や高齢の方にはお勧めできない道です。
このビスマ通りは、ほんの10年ほど前には、田園の広がる散歩に好適な道でした。
田の神に捧げるチャナンや線香の香りが漂い、
夕方からはは蛍が飛んでいました。
しかしウブド市街地の地価高騰を受けて、この通りにも近年急速に店舗が増え、水田がみるみる減ってきました。
先述の行き止まりの地点は、かつては不思議な現象が目撃されることで知られる場所だったのですが、
今はもうそんなことはないのかもしれません。

けれど、通りの西側の渓谷沿いに建つホテルからは、まだ森林しか見えず、
残った水田も見え、かつての風情が温存されています。
市街地から徒歩圏内のホテルとして、今では最高のロケーションと言えるでしょう。
5)結び
コマネカグループのホテルはすべて、温かいホスピタリティーとバリらしい環境で旅客を迎えてくれるはずです。
その中でも、
ウブドの町を楽しみたい、しかし、市街地は好まない旅行者、
一泊3〜4万円(一室)で宿泊しようとする観光客には、
ベストなチョイスの一つになるだろうと思います。

今回のように、義父母、義妹、妻と、五人でバリ島に来ることがなければ、
私たちには縁がなかったホテルかもしれませんが、
おかげで4泊の楽しい滞在ができました。
腰の痛む義母は、最悪の場合は車椅子を利用し、4泊の間、滞在するホテルの館内に居続ける可能性もありました。
その場合もバリアフリーがほぼ達成され、
室内設備が充実し、朝食がおいしく、
バルコニーからはうつろう景色が楽しめる宿をさがし、検討の末このホテルを選びました。
バルコニーを活用して一種のコネクティングルームにできることも決め手の一つになりました。
(結果的には義母は杖だけを使って多くの観光を楽しみましたが)
このホテルを最初に薦めてくださった「APA?」のガイドのワヤンさんと、
ホテルでの滞在の印象を教えてくださったStage Dance Ayuさんに
感謝します。

奥様撮影
コマネカ・アット・ビスマ:ウブドのホテル:完
1)ロビー

奥様撮影
私はかつてウブド近郊の「アマンダリ」のロビーに衝撃を受けました。
樹木や苔でうっそうとした緑色の環境の中に
すでに古色を帯びた平家木造のオープンエアな建物が建ち、
広大なロビー空間が広がっているのですが、
フロントはほんの小さなデスクのみ。
その上にパソコン等のメカニックなものは一切置かれていませんでした。
アマンの本気を感じました。
ここ「コマネカ・アット・ビスマ」にも、やや似通ったテイストがあります。
敷地内の緑豊かなスロープを下ると、建物感を感じさせず、広いロビーとその先の、渓谷の森林だけが見えています。
それもそのはず、
渓谷斜面に建つこの宿は、最上階がロビーになっているからです。
つまり、客室はすべて、ロビー階以下。
ロビーはまことに見晴らしがいい構造になっているのです。
フロントは、「アマンダリ」ほど徹底されてはいないものの、目立たぬ位置にこじんまり配置されています。
客の出入りはすぐわかるけれど、客の自然な視線を遮らない位置。
フレンドリーなスタッフと挨拶を交わしながら宿に戻ったら、
ちょっとロビーで時間を過ごしましょうか。
大きな造形やソファーがあって、ゆったりくつろげる空間です。
奥へ進めばもちろん、素晴らしい眺めを堪能することもできます。

人工池の先には闘鶏用の竹かごが置いてあり、これをライトアップに使った写真を見ましたが、私たちの滞在中にはただ置いてあるだけでした。
なお時間帯によれば竹琴演奏が行われていて、
静かな音色がポロンポロンとバリのホテルらしい雰囲気を演出しています。
フロントと反対側にはバーがあり、
酒類や珈琲を注文することができます。
私がソファーに座り、妻と義妹がバーまで飲み物を注文しにいってくれたときには、二人の姿が意外に小さく見え、
ロビーの広さを感じたものでした。
飲み物もグッドでした。
2)夕食
ウブドの市街地へ歩いていける距離なので、ホテル内で夕食は一回もとりませんでした。
したがって情報がありません、ごめんなさい。
ディナー会場は前回書いた朝食と同じ場所(ホテル棟1F)及び階上(2F)になります。
朝食のついでに階上の席をのぞいてみると、落ち着いた色のテーブルクロスがかけられていました。
なかなか素敵な空間ではあります。
なお、一部観光客が期待する、ディナー中のバリ舞踊などは行われないようです。
3)スーベニールショップ/売店
上記写真のレストランと同じ階に、こじんまりしたスーベニールショップがありました。
品の良い骨董や布、人形、陶器などが置かれていて、さすがネカ美術館を有する系列なのですが、品数は多くなく、気楽に買えるものはあまりありませんでした。
買い物は街に出ましょう。
4)プール、コテージ、スパ、アフタヌーンティー
プールは二箇所あり、まずまずの広さだと思います。
レストランの木々越しの眼下に位置します。
ただし気温の低い7月末に行ったので、利用はしませんでした。
コテージ(ヴィラ)もあります。
フロントから距離があり、また、トッケーやチチャなどのトカゲ、ヤモリがとうてい好きなはずがない同行者がいましたので、
今回の旅では一顧もしませんでした。
広々とした眺望を望むならホテル棟。
独立性は当然として、目前の樹木や水田を望むならコテージ、という選択になるでしょう。

スパはプールの近くにあります。
妻によれば、ラグジュアリー感がたっぷり味わえたということです。
なお、義妹と義父は、敷地内のウオーキングを楽しみました。
きつい坂もあるが、ジョギングも可能、な模様です。
もちろん、アフタヌーンティーが用意されています。
昼下がりはホテルにいて、のんびりと過ごす日を設けたいですね。

5)立地
ホテル「コマネカ・アット・ビスマ」(KOMANEKA AT BISMA)
が建つのは、その名の通りビスマ(BISMA)通りです。
ここを登ります
ビスマ通りとは、ウブドに行ったことのある旅行者には一番なじみのあるモンキーフォレスト通りの一本西側に平行する通り。
モンキーフォレスト通りの北端、市場や王宮のある交差点を、西へ400m弱歩いたら、左手にちょっとした急坂があります。これがビスマ通りの入り口です。
坂はすぐに終わり、あとは平坦な道が続き、ホテルや飲食店が並んでいます。
やがて舗装が不十分な石と土の道に変わり、両側に水田が見えてくる頃、右手にこのホテルの入り口があります。
この通りは(車道としては)行き止まりの袋小路になっているので、
車やバイクの通行が多くはないため、まだ比較的喧騒の少ない地域になっています。

なお、車はまもなく行きどまらなければなりませんが、徒歩の場合はまだ進むことができます。
行き止まり(に見える場所)を左に折れれば、
未舗装の急坂を下ってモンキーフォレスト通りに出ることができます。
モンキーフォレストそのもののすぐ近くです。
滑りやすい靴や高齢の方にはお勧めできない道です。
このビスマ通りは、ほんの10年ほど前には、田園の広がる散歩に好適な道でした。
田の神に捧げるチャナンや線香の香りが漂い、
夕方からはは蛍が飛んでいました。
しかしウブド市街地の地価高騰を受けて、この通りにも近年急速に店舗が増え、水田がみるみる減ってきました。
先述の行き止まりの地点は、かつては不思議な現象が目撃されることで知られる場所だったのですが、
今はもうそんなことはないのかもしれません。
けれど、通りの西側の渓谷沿いに建つホテルからは、まだ森林しか見えず、
残った水田も見え、かつての風情が温存されています。
市街地から徒歩圏内のホテルとして、今では最高のロケーションと言えるでしょう。
5)結び
コマネカグループのホテルはすべて、温かいホスピタリティーとバリらしい環境で旅客を迎えてくれるはずです。
その中でも、
ウブドの町を楽しみたい、しかし、市街地は好まない旅行者、
一泊3〜4万円(一室)で宿泊しようとする観光客には、
ベストなチョイスの一つになるだろうと思います。
今回のように、義父母、義妹、妻と、五人でバリ島に来ることがなければ、
私たちには縁がなかったホテルかもしれませんが、
おかげで4泊の楽しい滞在ができました。
腰の痛む義母は、最悪の場合は車椅子を利用し、4泊の間、滞在するホテルの館内に居続ける可能性もありました。
その場合もバリアフリーがほぼ達成され、
室内設備が充実し、朝食がおいしく、
バルコニーからはうつろう景色が楽しめる宿をさがし、検討の末このホテルを選びました。
バルコニーを活用して一種のコネクティングルームにできることも決め手の一つになりました。
(結果的には義母は杖だけを使って多くの観光を楽しみましたが)
このホテルを最初に薦めてくださった「APA?」のガイドのワヤンさんと、
ホテルでの滞在の印象を教えてくださったStage Dance Ayuさんに
感謝します。

奥様撮影
コマネカ・アット・ビスマ:ウブドのホテル:完
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