ペンションイリオモテの食事

2015年12月23日

ペンションイリオモテの食事

奥様撮影


西表島「ペンションイリオモテ」
の宿としての特徴については、前回記事でご紹介しました。
今回は、食事を中心に書きたいと思います。

この宿は一泊二食の宿です。
最新の料金は、宿のホームページを参照ください。
(現在のところ、バストイレ付き一室二名利用で9970円/1人)
朝食は8時、夕食は18時30分と、食事開始時刻は決まっています。

西表島で外食をするなら、素泊まりや朝食だけの宿に泊まればよいのですが、
その場合、しっかり予約しておかないと食べはぐれる心配があります。
二食付きの宿を選ぶのが無難です。

しかしその場合、食事が残念だと旅行自体残念になってしまいます。
その点ここ「ペンションイリオモテ」では、そういう心配はなさそうです。
島の素材を使ったおいしい洋食がいただけるからです。

なお、ネット上には夕食抜きの宿泊をされた方の口コミがありますから、
食事抜き宿泊も可能なのかもしれません。
その場合、たとえばすぐ近くには「キッチンイナバ」という素敵なレストランがあります。
そこで食事をいただくという方法もありますが、この場合もやはり予約は必須でしょう。


ペンションイリオモテの食事

食卓から眺める熱帯の花。バリ島が懐かしい・:奥様撮影


まず夕食
客は18時半に食堂に向かいます。
最小限のテーブルしかない小さなスペースですが、
冒頭写真のように、卓上に小さな花が飾られていて清々しく感じます。
ちびりゅうちゃんとよすみくんは付属していませんが。
中庭に面していますので、眺めも上々です。

ご主人がコース仕立ての料理を運んで来られます。
私たちは三泊しましたが、毎夜異なるメニューで楽しませていただきました。

まずはスープ。
1日目は野菜の入った澄んだスープ。写真あり。奥様撮影。
2日目は味噌味のスープにフーチバ(ヨモギ)が浮身。写真あり。奥様撮影。
3日目はアーサ(海藻)とアサリのスープ。美しい。写真あり。


ペンションイリオモテの食事



ペンションイリオモテの食事



ペンションイリオモテの食事




続いて前菜風な二皿。
1日目は野菜サラダにもずく。
2日目は野菜サラダとマグロのポキ風。写真あり。
3日目は野菜サラダとコキール。写真あり。


ペンションイリオモテの食事



ペンションイリオモテの食事



ペンションイリオモテの食事




それぞれご飯がつきますが、
三日目は赤米でした。写真あり。


ペンションイリオモテの食事




メインは肉または魚料理。
1日目はハンバーグのアルミホイル焼き。肉の下に敷いた月桃(サンニン)がいい香り。写真あり。
2日目は牛肉のワイン煮。写真あり。
3日目は魚のムニエル風にシークワーサーソース。写真あり。


ペンションイリオモテの食事



ペンションイリオモテの食事



ペンションイリオモテの食事



ペンションイリオモテの食事




食後はコーヒー。
酒は特に尋ねられない時もありましたから、
上戸はこちらから声をかけたほうがよろしいかと。


ペンションイリオモテの食事



ペンションイリオモテの食事




合わせてちょうど満腹になりました。
食べ盛りの青少年なら少し物足りない思いがあるかもしれません。



ペンションイリオモテの食事

中庭から見た食堂:奥様撮影



朝食は8時です。
心地よい空気の中、
シークワーサーなどのフレッシュジュースをいただきます。


ペンションイリオモテの食事

奥様撮影



バターやジャムを載せた皿がかわいい。


ペンションイリオモテの食事

奥様撮影



卵料理は日替わりでした。

ペンションイリオモテの食事



ペンションイリオモテの食事

奥様撮影
ペンションイリオモテの食事




フルーツまたはヨーグルト。それに珈琲。食パン。これは代表の写真を。


ペンションイリオモテの食事



ペンションイリオモテの食事




朝食の量は十分だと思います。


毎回の食事に、島の素材を生かす工夫があります。
贅沢さはありませんが、
ヘタな民宿の料理のような、冷めたチャンプルーを食べる羽目になる恐れはありません。
手練れの手慣れた料理です。
これでもう十分満足なのですが、
他のお客がいない時には、ちょっと無理を言って奮発した料理をお願いしたい、
そうも思いました。


ペンションイリオモテの食事

撮影奥様


食事時に限らず、接客の担当は主にご主人のようで、
奥様は裏方に徹しておられます。
ご主人は一見ぶっきらぼうな職人肌に見えますが、
西表島の情報には精通しておられ、親切です。
隣の醜悪なリゾートとの関わりで、
気骨のある方だということは聞かずともわかります。
(前回記事参照)

西表島にあまり馴染みがない方は、
カヌーツアーの業者の選び方、見学地の選定など、
多岐にわたって相談されると良いと思います。

このトドマリ浜という場所は、島の裏手のような印象がありますが、
上原港から車で10分以内で着く、意外に便利な場所にあります。
もちろん完全な自然そのままの環境ではありませんが、
海にも山にも近く、
西表島の自然の息吹に存分に包まれる立地です。
西表島にリゾートは似合いません。
そういう意味でも、おすすめの宿です。
セマルハコガメもかわいいですしね。


ペンションイリオモテの食事

撮影奥様



同じカテゴリー(宿/ホテル)の記事

Posted by gadogadojp at 22:45│Comments(0)宿/ホテル
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。