勇敢なトントンミー
2010年08月29日
トントンミーはミナミトビハゼの琉球語。
何かかわいくて、西表島あたりで会えるのがいつも楽しみな魚です。
トビハゼですから、西日本ならどこでもおなじみの魚でしたが、
高度成長以来まだ続く干潟の埋め立てによって、
瀬戸内あたりでは見かけることがなくなってきました。
沖縄から南に棲息するこのミナミトビハゼは、
開けた干潟だけでなく、マングローブ林の泥上にも棲んでいますが、
もちろんここでも生息地は激減しています。
泡瀬干潟開発反対!
ナワバリ意識が強い肉食魚だから、
侵入者に対して敵意をむき出しにし、
1mの大ジャンプを敢行することもあるとか。
水の中で長く暮らすことはできず、
皮膚呼吸が上手。
このまま干潟やマングローブが消滅して行けば、
完全に陸に上がって、人間のライバルになるかもしれませんよ、
開発好きの皆さん。
進化したトントンミーがあなたにとびかかってくるかも。
シャイなシオマネキくん(オキナワハクセンシオマネキ?)の写真もあわせてご紹介。
Posted by gadogadojp at 21:50│Comments(0)
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