座間味島のサガリバナ
2014年08月11日
2014年6月14日、
三日間の休みを利用して大阪から沖縄に飛んだものですから、
座間味にはたった一泊、18時間の滞在しかできませんでした。
しかも悪天候で、海にはいることも叶いません。
ですから何の情報があるわけでもないのですが、
大好きな慶良間/座間味への思いをweb世界に刻んでおきたいと思います。
簡単な記事を書くことで。
今回の座間味島滞在でいちばん驚いたのは、
「ダイブイン浜」で夕食をいただいたあとの散歩中に、
村役場前で咲き誇るサガリバナが待ち構えてくれたことでした。
これまでこの花が木に咲いている状態を見たことは西表島で一回だけ。
それも時期がもう少し遅かったせいでしょう、これほど咲き乱れてはいませんでした。
ましてこんなに強い香りが広がる花だとは知りませんでした。
サガリバナの花は夜に開きます。
時間といい、香りといい、そしてその花色といい、妖しさが漂います。
「琉球ガーデンBOOK」(比嘉淳子著、飯塚みどり写真:ボーダーインク刊)には、このような表現があります。
『サガリバナは気の強い女性のイメージだ。』
『夜にライトアップされた姿は神秘的で、星の精が舞い降りたようである』
その時、花の前で「ダイブイン浜」の女将ちーこさんに出会いました。
なんでも渡嘉敷島(慶良間諸島の一つ)に自生していた株を移植したのだとか。
この時期に座間味島に行かれた方は、夜の散歩をお忘れなく。
この花の前で撮影したショットに写ったちーこさんと妻は、
まるで星の精のように綺麗でした。
アップできないのが残念です。
得点GETですか、ワタクシ。
2014年に国立公園に指定された慶良間諸島。
島民の多数がこの施策を望んでいたのかどうかは知りませんけれど、
素晴らしい慶良間の海の保全活動が前進し、
将来の島民の幸せにつながるのなら、と一応は祝福させていただきます。
とはいえ、その式典に訪れたヤマトの大臣、そしてその内閣は、
環境や平和を重視しているようにはとても思えませんから、
これまた例の懐柔策の一つに過ぎないのかと疑ってしまいます。
第二次大戦末期、米軍が最初に上陸、蹂躙し、
軍人のみならず島民まで集団自決に追い込まれたここ慶良間諸島に対して、
政府がとるべき態度は他にもあるべきでしょう。
2007年撮影
座間味の港前の「なぎさ」食堂は健在でしたので、
定番のかき氷をいただきました。
遅くまで営業しているので重宝な「105ストアー」も健在。(撮影は奥様)
阿嘉島
こんどはゆっくり来るからね、
待っててね、慶良間。
Posted by gadogadojp at 18:30│Comments(0)
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